- 村田真生
ネガティブ言動は自分の血となり肉となる

村田です。
「テラスハウス」という番組の一件をはじめ、SNSでの誹謗中傷や政治批判など、ネガティブな感情を引き起こすニュースやタイムラインがここ最近増えていますね。
私は「議論」や「問題提議」の域にない非建設的または破滅的な投稿や発言をする方がいる場合、なるべくそういった方の投稿が表示されないようブロックしたり、関わることがないようにしています。
そこまでする必要ある?と感じられた方のためにも詳しく解説したいと思います。
タイトルにある「血となり肉となる」という言葉は本来良い意味で使われる言葉ですが、ネガティブの度が過ぎた非建設的な言葉や文字を発信または受信していると、この言葉が悪い意味で当てはまることになります。
具体的には、人間は細胞レベルで心と体が反応するため、ネガティブな思考回路がクセづくと同時に、運気や人の引き寄せなど、幸福でいるための様々な重要な要素が悪い方向へ向かうようになります。
例えば、海外の企業で行われた研究では、ネガティブな言動は、ポジティブな言動の7倍も周囲に感染することが分かっています。
「類は友を呼ぶ」という言葉もあるように、発展することのない非建設的な(度の過ぎた)ネガティブなもの(=負のエネルギー)に関わっていると、同じような仲間や運気が寄ってきます。これでは幸せや成功など手に入るはずがありません。
つまりこれは、匿名だろうとそうでなかろうと全く関係がなく、自らがそれを発信するまたは受信していること自体が問題です。
発信する側であれば、そういった衝動を抑えることで解決しますが、受信する立場にある人はどうするべきかーー。
それは、負のエネルギー(言葉や文字)をそもそも「受け取らない」こと。
打たれて強くなるタイプの人もいますが、極めて少数派でしょう。であれば、そうでない方は「見ないように工夫する」ことが大切です。例えばSNSであれば「発信することだけ」を考え、ユーザーのレスポンスを管理・返信する人は別の管理人を立てるなどする工夫が効果的です。
改めて「ネガティブなニュース」や「ネガティブな言動を濫用する人」に要注意!
また、SNSをやっていて、ネガティブな発言に引きずられやすい人やスルースキルがない、あるいは打たれ弱い人は、ぜひ「見ない・聞かないようにする仕組み」を作りましょう!
筆者:村田真生
HOSHINE(株)代表取締役社長、動画戦略コンサルタント。
ミュージカル俳優、作曲家、総合人材サービスAdeccoを経て25歳でHOSHINEを創業。
動画マーケティングを中心とするコンサルタントとして公共機関、大手・中小企業など累計200社を超えるクライアントを最前線で支援。中小企業数社の社外マーケティング・ディレクターも務める。
岡山県出身。趣味は読書、ピアノ、お笑い、囲碁(七段)。