- 村田真生
◯◯ゾーンから抜けなければ人生は変わらない

村田です。
新年度が始まりましたね。
新しい世界へ飛び込む、または殻を破りたい場合、ご自身の現時点の価値観などからは想像もつかないほど遠い世界・領域へ挑むことになると思います。初めて仕事を経験するときや今までと全く違う職種に転職するとき、起業するとき、経営者であれば業態チェンジするとき等々...。
そのとき、これまでのご自身の経験を捨てなければならない(無駄になるかもしれない)ことに対する後ろめたさなどから、二の足を踏んでしまう...なんて経験はありませんか?
しかし、これまでの「経験」は、例え全く新しい世界・領域へ飛び込んだとしても、何らかの形で必ず活きてきます。嘘のようで本当の話です。
私自身、数々のアルバイト経験...俳優経験...作曲家経験...会社員経験...創業後何度も倒産しかけ、資金調達して新規事業に挑戦するも失敗して断腸の思いでリストラも行い、新規事業を清算して悔し涙に暮れた経験等々も、今に全て活きています。
人は基本的に「コンフォートゾーン=自分にとって安心・安全で快適な場所=習慣」の中で物事を判断するため、夢・目標などもコンフォートゾーンの範囲内で設定してしまいがちです。
しかし、全く新しい世界へ飛び込みご自身の居る「ゾーンを超越」するには、未知の領域へ飛び込む大きなチャレンジが必要であり、そのためにはご自身の現在の考えや価値観の延長線上にない「パニックゾーン」に目標を置く必要があります。
パニックゾーンはその名の通り、何が起こるか分からない「ご自身にとっての危険領域=未知の領域」です。ぜひ勇気を持って、チャレンジしてください!
コンフォートゾーンから抜けない限り、本当の第一歩=チャレンジ=成長には繋がりません。
目標や夢を設定する(紙などに書き出す)とき、ぜひ「パニックゾーン」で考えてみてください。こうした本当のチャレンジを積み重ねていくと、一般的な生き方では到底追いつけないスピードで成長したり、身に降りかかる全ての事象に対して(世間から見ればどれほど辛くマイナスなものでも)肯定的になり、人や運気を引き寄せやすくもなります。
挑戦を前に二の足を踏んでいる方は、ぜひ実践してみてください!
筆者:村田真生
HOSHINE(株)代表取締役社長、動画戦略コンサルタント。
ミュージカル俳優、作曲家、総合人材サービスAdeccoを経て25歳でHOSHINEを創業。
動画マーケティングを中心とするコンサルタントとして公共機関、大手・中小企業など累計200社を超えるクライアントを最前線で支援。中小企業数社の社外マーケティング・ディレクターも務める。
岡山県出身。趣味は読書、ピアノ、お笑い、囲碁(七段)。