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  • 村田真生

軌道に乗った経営者が陥りがちな『慢心の罠』



経営というのは常に気が抜けません。

一瞬の気の緩み/長期的な気の緩みが組織を崩壊に導きます。その原因は外的要因はもちろん、経営者にも、幹部にも、社員にもあります。


今回は、軌道に乗った企業の経営者が陥る慢心/気の緩みと、それによって生じる現象を解説したいと思います。




まず、この「慢心」を起こしやすいのは、次のケースです。


  • ベンチャー企業が損益分岐点を超えて軌道に乗ったとき

  • 赤字企業が経営者の代替わりでV字回復したとき




そして、これらの経営者が陥ってしまうのは、アウトプット(社外活動/発信)に偏り、インプット(社内活動/勉強)が疎かになることです。




こうなると、次のような行動/現象が起こっていきます。


  1. 周りからの評価が上がり、慢心する(井の中の蛙になる)

  2. 最新の業界動向やノウハウが入ってこない

  3. 無駄/非効率な経費(販促費・広告費)や固定費(人件費・設備投資)が増加

  4. 現場の実情/本質を見なくなりサービス力が低下、顧客離れが加速

  5. 軌道に乗った事業を磨くことなく、多額の借入れをして新規事業に投資




そして、これらのスパイラルによる崩壊の兆候は、気付かぬうちに利益率の低下など「数字」になって突如表れます。


一度このような異変が起き、5番のケースなど融資を受けた後に黒字から赤字に転落しようものなら、一気に資金繰りが悪化し、企業によっては税務署や銀行向けの決算書を改竄するなどして違法行為に手を染めます。

悲しきかな、そのようにして倒産した企業/逮捕された経営者の事例も数多く存在するのです。


大切なのは、経営者としてインプット/アウトプットをバランス良く継続すること。

そして、商品力に甘んじることなく、人/サービス力に常に目をやり、顧客と向き合うことです。




最後に。自社での実体験や国内外の様々な事例を目にしてきて思うのは、経営者がやるべき永遠の仕事は「常に社内外を観察し続けることである」ということです。


ビジョンを描く/理念を浸透させることなど、他にも大切な仕事は多々ありますが、観察し続けてこそプラス・マイナスの様々な「要因の種」が見えてくるのだと思います。


それではまた。

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