• 村田真生

他人事ではない「盛者必衰の理」



村田です。


「盛者必衰」という故事、皆さんもご存知かと思います。

小学校で習い、これほどまでに有名な故事でありながら、実は現実的では、この故事の重さを理解できておらず、典型的に衰退・没落してしまった個人・企業が数多くいらっしゃいます。


歴史作家・塩野七生氏の著書「再び男たちへ」を読んだ実業家・佐久間曻二氏は、こんな言葉を綴っています。


「(盛者必衰がなぜ歴史の理になるのかというと)私には、興隆の要因であったと同じものが、ある時期を境にして衰退の要因に変わるからだと思えてならない。なぜこのような現象が起こるかと言うと、それは競争の次元が変化したことによって、それまでの成功の要因であったもののほとんどすべてが、否定的な足枷に変わってしまうからである。」


「そして、改革のための心構えとして、第一に、変わるといっても、自分(自社)自身の体質に合ったやり方で変わること。必要を越えた無理は病気(問題)を呼び、死(破綻)に繋がる。第二だが、改革は体力の、つまり経済力のあるうちに為されねば有効でないこと。」


運良く、あるいは実力以上に事業が成功し、儲かった利益で高級車を乗り回したり豪遊したりといった一種の成功体験を経て、ある時を境に急転直下、破綻に向かい日夜金策に追われる企業・経営者の方々が何と多いことか...。


盛者必衰は(無意識に)他人事と思われがちですが、誰しもに例外なく当てはまります。

体力・余裕のあるうちに、時代の変化・兆しを捉えて改革を進める姿勢が、長期的繁栄に欠かすことのできないものだと思います。


筆者:村田真生

HOSHINE(株)代表取締役社長、動画戦略コンサルタント。

ミュージカル俳優、作曲家、総合人材サービスAdeccoを経て25歳でHOSHINEを創業。

動画マーケティングを中心とするコンサルタントとして公共機関、大手・中小企業など累計200社を超えるクライアントを最前線で支援。中小企業数社の社外マーケティング・ディレクターも務める。

岡山県出身。趣味は読書、ピアノ、お笑い、囲碁(七段)。

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