• 村田真生

フォーエバー21経営破綻に見る『店舗型ビジネスの脆さ』



米カジュアル衣料のフォーエバー21が経営破綻したというニュースがありました。

店舗型ビジネスの運営の難しさを物語っています。




「同族経営」というのも破綻要因の1つとして指摘されています。

同族経営は一般的にあまり良い印象を持たれていませんが、各自が上手く役割分担をして協調することができれば、実は何よりも強い経営基盤となります。


血の繋がっていない社員は同族に比べると、やはり「裏切り」が生じやすいですし、いざというときの起死回生は、同族ならではの力を発揮します。


しかし、上記が上手く噛み合わない場合には、これほど厄介なものはありません。

特に、途中から身内を役員などに招き入れる際には注意が必要です。


まず、既存の幹部・社員が納得しなければ、足を引っ張られたり(いじめの対象になったり)、離反の大きな要因になってしまうからです。

それらは総じて、身内の「人柄」や「能力」が欠如している場合に多く発生します。




そういうわけで、熟練の経営コンサルタントの意見では『同族経営の7割は失敗する』とも言われています。




一方、Amazon等のネットショップが台頭してきたことも要因に挙げられていますが、この点については評価が難しいところです。

インテージ社が2012年〜2018年の間に実施した調査では、多くの消費者の購買チャネルは「インターネットか店舗か」ではなく「インターネットも店舗も利用する」という結果が出ています。


すなわち、一般的にはインターネットで買う人が増えた分、リアル店舗で買う人が減ったというように思われがちですが、実は電話やカタログで買う人がインターネット購入へ移行しただけであり、リアル店舗で買う人は減っていないのです(もちろん商材にもよりますが)。




兎角、衣料品は消費者の好みや流行に大きく左右されるものなので、店舗型ビジネスに欠かせない『不動産』を筆頭に固定費とどう向き合い、新サービス開発やユーザー体験の充足、店舗ならではの接遇を強化し続けられるかが重要と言えるでしょう。


一時は成功し栄華を味わえたとしても、決して気を抜いてはならない=現場から目を離してはならないのがビジネスです。

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