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  • 村田真生

精神的幸せを手に入れるための『2つの思考習慣』



経営者、起業家が手に入れるべき「幸せ」には大きく分けて2つの種類があると思います。

1つは経済的幸せ、そしてもう1つは精神的幸せです。


経済的幸せを手に入れるには並大抵の努力では叶いませんが、精神的幸せについては、ある2つのことを習慣化するだけで誰にでも手に入ります。




|1. 他人と比較しない(周りの目を気にしない)


人は幸せかどうかの基準を「他人と比較する」ことで決めてしまいがちです。


他人が何をしているか、自分が周りからどう見られているなどは一切関係なく、幸せにも何ら寄与しません。大切なのは「自分が何をしたいか/自分が楽しいかどうか」という、何においても自分基準で考えることです。


私は16歳で芸能プロダクションに所属が決まり華々しく上京したものの、スターへの道が険しく何度も挫折を味わいました。

そして、18歳で劇団四季から2度目の自主退所をしたとき、既に『今は俳優をやるべきではなく、いち早く別の道で可能性を探していくべき』と分かっていましたが、そのとき周りの目(特に、送り出してくれた高校の友人たち)が気になっており、俳優の道から退くに退けない状況にありました。


しかしその翌年、私は運良くとある作曲家との運命的な出会いを得られたため、20歳で作曲家に転身し、これまでと異なる世界へ進むという1つの壁を突破することができました。


そして、25歳の頃、高校の同窓会に呼ばれた折「誰ひとり自分のことを気にしていなかった」ことが分かり、同時に「周りの目を気にしていると人生の選択肢が狭まる」ということを身に染みて感じたのでした。


今となっては「失敗したらバカにされる...」「早く家庭を持たないと周りの目が...」など、周りの目を気にして選択/断念するものは、後々人生の後悔を生むことになると私は確信しています。




他方、ボランティアなどの他者貢献で感じられる幸せもありますが、それは結局のところ「自分が何をしたいか(この場合、他者に貢献したい)」が基準で生まれている行動なのです。

しかし、この他者貢献の欲求が強すぎると、かえって不幸や鬱になりやすいので注意が必要です。


私も一時期、他者貢献の欲求が強く「自分よりもまず社員/会社を幸せにする」ということばかり考えており、結果、自己犠牲でお金も時間も全て失い、身も心もズタズタになっていました。

それでは自分自身はおろか、他人を幸せにすることさえできません。本末転倒です。


このように、まずは「自分の生き方を重んじる」という姿勢が何より大切です。

他者貢献に傾倒するにしても、それはしっかりと自分自身の経済的・精神的幸せの地盤が固まってからのお話です。




|2. 習慣的に身の周りのことや人に感謝をする


家族、仕事であれば上司や部下に対し、心からの『ありがとう』を伝えてみましょう。

してもらっていることが「当たり前」と思っていると、人は心を通わせることが出来なくなります。


  • 部下「仕事があることへの感謝」「上司にノウハウを教えてもらえることへの感謝」

  • 上司「部下が職場に来てくれることへの感謝」「サポートしてくれることへの感謝」

  • 家族「家事をしてもらっていることへの感謝」「日々気にかけてくれていることへの感謝」


このような「当たり前」の事柄に対して、感謝を口に出して伝えられる習慣が身につけられれば、人間関係が円滑になるのはもちろん、精神的幸せを感じる度合いにも大きな変化が表れます。


また、仲違いやケンカばかりしている夫婦/同僚/家族なども「感謝の言葉を日々かけ続けてみる」と良いと思います。

実は心理学的にも、人は相手のアドバイスや注意、謝罪などを否定することはできても「感謝」を否定するのは難しい生き物なのです。もちろん、上辺だけでなく心から感謝する意識が必要です。


言語は話し手にも聞き手にも大きな影響を与えます。

自分自身の人格や人間関係は「言葉で形成される」といっても過言ではないのです。




「他人と比較しない(周りの目を気にしない)こと」「感謝を伝えること」この2つだけでも習慣化できれば、少なくとも今よりは格段に精神的幸せを手に入れられると思います。

是非、実践してみてください。