検索
  • 村田真生

自他双方の立場から物事を『多角的に見る』



人は或る一点のみから物事を判断しようとする習性があります。

本質を見ないまま、見た目の第一印象や一時の会話だけで人の本質を捉えようとします。


これはメラビアンの法則/確証バイアスという言葉でも表されます。詳しくはこちらの記事で解説しています。


誰かの一見おかしな行動などを目の当たりにしたとき「何故そのような事象が起きたのか」「何故そのような行為に及んだのか」といった、相手の立場に立って真意/本質を見抜く力が必要です。




最近の例では「NHKから国民を守る党(N国党)の活動」「消費税増税」などが挙げられます。


N国党の立花代表による過激な政見放送パフォーマンスが物議を呈し、その後も様々な抗議活動が目立っており「生理的に受け付けない」という人も少なくありません。

しかし、それがまさに「確証バイアス=その後の活動に対する印象が第一印象に引っ張られる」によるもので、この状態では(良いか悪いかは別として)立花代表の活動沿革や思想、行動の本質を見ることが出来ません。


消費税増税にしても、多くの国民や専門家が反対していますが、増税という言葉そのものに反応するのではなく、消費税増税により「上がるもの/下がるもの(別の税金など)」ひいては「得をする層/損をする層」とが必ず混在するわけです。

そこが何なのか(本質)を見抜き、それを批判するのか、カバーできるように動きを変えるのか、はたまた下がるものを取り入れて得をする層に回るのか、選択肢は人それぞれですが、この視点がなければ前に進むことは難しいでしょう。




自動車王のヘンリー・フォードが人間関係の機微に触れた至言はシンプルかつ真理ですが、多くの人が実践できていません。


『成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である。』


これは、相手のために何かで貢献したいときに必要な能力でもありますが、リスクから自分の身を守る際にも必要な能力です。

例えば儲け話や投資の勧誘を受けた際、相手が話すメリットの裏に「どうしてこの人は自分にこんな話を持ちかけているのだろう?」といった相手の視点で考えるようにすると、自分が「カモ」なのか、「相手にとって自分が特別な存在なのか」はたまた「本当に良い話なのか」を正しく理解できるようになるのです。




自他双方の立場から物事を多角的に見る習慣/思考法を身につけられれば、人生/ビジネスが劇的に変わることでしょう。

HOSHINE_white_2.png

© 2015-2020 HOSHINE CORPORATION. 

HOSHINE株式会社