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  • 村田真生

創業しても『上手くいかない起業家』の3つの共通点



創業しても上手くいかない、あるいはすぐに廃業してしまう起業家にはいくつもの共通点があります。

今回はそのうちの3つをご紹介します。




|上手くいかない起業家の3つの共通点


  1. 似通ったスキルや価値観を持つ人と起業する

  2. いきなり多くの在庫や固定費がかかるビジネスを始める

  3. 交渉をせず契約をなあなあな状態で進める




それでは、順を追ってご説明しますね。




|1. 似通ったスキルや価値観を持つ人と起業する


「同僚/夫婦で気が合うから」「同じ作業を分担したいから」等の理由で似通ったスキルや価値観を持つ者同士で起業する方が多いですが、それで成功した会社を私はほとんど見たことがありません。


会社は同じ物事に対して違う角度から捉える力がないと、柔軟性/リスク回避能力/成長力に乏しく、化学反応も起こりづらくなるのです。

世界的に見ても、お互いに足りない部分を補える者たちが集まった組織ほど、大きな成長を遂げる傾向にあります。




|2. いきなり多くの在庫や固定費がかかるビジネスを始める


初めての起業で在庫を抱えたり固定費がそれなりにかかるビジネスを始めるのはお勧めできません。

その類は、ビジネス経験が豊富で確固たるスキーム/ネットワークを構築できる熟練の経営者が始めることで上手くいきやすいものです。


最初に在庫や固定費がほとんどないビジネスを選べば、失敗してもやり直しがしやすく、トライアンドエラーを繰り返すことで効率良く経験値を稼ぐことができます。ですが、それに反して在庫や固定費に圧迫され多額の負債を抱えたまま廃業してしまうと、再起するのに相当な苦労を強いられます。


廃業前提で語っていますが、それだけ初めての起業は失敗しやすいのです。




|3. 交渉をせず契約をなあなあな状態で進める


ビジネスを成功させる上で「交渉」と「契約」は最も重要です。

「そんなの当たり前でしょ?」と思われるかもしれませんが、数億円規模の会社でさえもきちんとできていないルーズな会社が数多く存在します。


  • 価格 言われるがままに価格を下げていませんか?特に、契約後の値切り交渉は上場会社でさえも行うことがありますが、事と次第によっては「下請法違反」であり立派な法律違反です。立場が弱いからと卑屈になって安易に了承してはいけません。自社/商品に自信を持ちましょう。

  • 納品定義 納品予定日や何を以って納品なのかが文書で明確になっていますか?

  • 支払期日 ユーザー/ベンダーともにこれを定めていない会社が本当に多いです。ベンダーサイドの場合、キャッシュフローの悪化はもちろん、大きなビジネスをする際に脇が甘くなり、経営破綻/連鎖倒産の一要因にもなります。支払期日は文書で明確に定めましょう。


いずれも、商品力/付加価値があれば、相手がナショナル級の超大手企業であっても優位な交渉を進めることができます。

交渉力だけでなく、商品力/付加価値もしっかり磨いていきましょう。