• 村田真生

『前払いビジネス』が招く悲劇



起業セミナーや著名な実業家の方などが、成功しやすいビジネスの特徴の1つとして「前払い」を挙げていますが、実はよく注意しなければ前払いビジネスには大きな危険が伴います。


それは「本来の収入よりも多くの費用を使ってしまう」ことです。


前払いは、すなわち「商品を提供する前に現金を回収する」ことを意味し、一見、取りっぱぐれることがないので安心では?と思われる方もいらっしゃると思いますが、その安心(油断)こそが失敗の要因になります。


特に飲食事業の企業に多い例ですが、飲食は基本的に現金が先に入ってきますが、商品の仕入れなどの費用は後払いのケースがほとんどです。そのため、使える現金があると「錯覚」し、本来の収入以上に投資をしたり経費を増やすなどして、気づいた時には資金繰りに窮しているという状態に陥りやすいのです。


さらに最悪なのは、社会保険料といった後払いの「税金」も支払えなくなり滞納するケースです。

奇しくも税金を甘く見る経営者が非常に多いですが、実はこの「税金滞納」は最も代償が大きく、滞納が常態化していると容赦なく銀行口座等を差し押さえられ、瞬く間に倒産する要因になります。


飲食事業は創業も廃業も多く、新陳代謝の激しい業界と言われていますが、実はこのように、いわゆる「素人経営」による倒産が多いのが所以でもあるのです。

飲食事業に限らず、このような危険性は前払いビジネス全般に言えることですので、常に仕訳をして「収入」と「実際に使えるお金」をしっかりと把握し堅実な計画を立てていきましょう。

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