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  • 村田真生

一社依存だけでない『過剰分散のリスク』



「主要取引先を一社に依存している企業は危険」というのを聞いたことがある方も多いのではないかと思います。

その一社の業績が悪くなると、取引条件が悪くなったり、取引を打ち切られたり、はたまた経営破綻のあおりを受けて連鎖倒産に陥ったりと、リスクは計り知れません。


理想としては、主要取引先は10社以上確保しておきたいものです。




しかし、自社の実力以上に増やしすぎても危険です。

ここで言う実力とは「従業員/サービスのレベル」のことを指します。




特に、価格の安さを売りにしていたり、従業員の数に対してあまりに多い取引実績を掲げている企業様が数多く存在しますが、総じて評判はよくありません。


また、取引先を増やすということは、それだけ(顧客/仕入先にかかわらず)悪いものも入りやすくなり、不払い問題や質の悪い取引に繋がり、成長を阻害することにもなります。


これらを未然に防ぐには、予め取引における一定のハードルや条件を設けておくことです。




弊社であれば、お客様に質の高いサービスレベルを担保するために、1つのプロジェクトに必要な最低費用があり、予算のないお客様には、大変僭越ながらお断りをしています。


何が何でも契約していただこうと値切りを行なったり、一部分だけのサービスを提供することなどは、100%のサービスを提供できず、効果に繋がらない=お客様のために決してならないからです。




一方、価格の安さを売りにしていたり、従業員の数に対してあまりに多い取引実績を掲げている企業様ほど、営業力が強い反面、上から「何が何でも取ってこい」という強烈なノルマが課されている実態があります。

そのため、多くの利用者様が「無理やり契約させられた」「効果が全く出ない」「契約更新だけ必死にお願いしてくる」などの被害に遭われており、弊社へのご相談も絶えません。


以前、私がとあるパーティーでお会いした方から『デジタルマーケティングの大手企業から「5年契約+クレジットカード分割払い(高額金利)」という契約を勧められている』というご相談を受け、被害を未然に防いだ実例もあります。

このようなサービス/営業手法が世に存在することそのものが、笑止千万と言わざるを得ません。


デジタルマーケティングに関してはこうした被害が年々増えている傾向にありますので、IT/AI/広告に関するリテラシーの低い企業様はくれぐれもご注意頂ければと思います。




一社依存だけでなく、過剰分散もあらゆる面でリスクがあることをぜひ念頭に置いた上で、サービスの質はもちろん、取引先の質も磨いていきましょう。

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