• 村田真生

99%の会社が出来ていない『YouTube/SNSのコンプライアンス管理』



今回も動画マーケティングに関する記事です。

99%の会社が出来ていない『YouTubeのコンプライアンス管理』について。


この「99%」というのは大袈裟でもなんでもなく、本当に、甘いお考えでYouTubeチャンネル(アカウント)を作成し運用されていらっしゃる企業様が多いです。

YouTubeに限らず、SNSを運用する際はコンプライアンスやリスク管理等の意識もしっかり持たれた上で行っていただきたいのです。


では、実例を交えながら、YouTubeチャンネルを作成/運用する上での注意点をお伝えします。




まず、企業がYouTubeチャンネルを作成する際の大原則は・・・




「担当者個人」が作成しないこと




この答えは盲点だったのではないでしょうか?


よく見られるのが、チャンネル名が「山田太郎」など、チャンネルを作成した担当者個人の名前になっているケースです。

「そんなことないでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はこのケース、本当に多いのです。

しかも、大手・中小企業問わず、行政機関でも・・・。


チャンネル名は放置されがちですが、YouTubeユーザーはチャンネル名もしっかり見ています。




企業のチャンネル名が個人名である場合、プライバシーの観点からもコンプライアンス上の問題があります。

実際に「YouTubeで成果が出ない」とご相談に来られる上場企業様も、チャンネルを確認してみるとやはり個人が作成した個人名のチャンネルで運用されていらっしゃいました。


チャンネル名はブランディングはもちろん、YouTubeのSEOにも関わる重要な要素の1つでもありますので、きちんと企業名またはブランド名で作成するようにしましょう。




また、チャンネル名以上に軽視されているのが「アイコン」です。


アイコンとは、チャンネル名の隣に表示される丸い枠(プロフィール画像)の部分のことで、こちらもYouTubeユーザーはしっかり見ておりブランディングに影響する部分ですので、デフォルトのままにしないよう心掛けていただきたいです。

※デフォルトの場合、チャンネル名の頭文字だけになります。Taro Yamadaであれば「T」に。




そして最後は、知らないと気付かない、最も重要な注意点についてです。




チャンネルの「プライバシー設定」を全て「ON」にしましょう。




数年前にYouTubeアカウントを作成されていた場合、チャンネル管理者が操作した高評価履歴・再生履歴・チャンネル登録履歴のプライバシー設定が「OFF」になっている可能性があります。


この場合、チャンネル管理者がYouTubeで個人的に気になって視聴した動画、高評価ボタンを押した動画、チャンネル登録をした他のチャンネル情報が一般に公開されてしまいます。


実は、先程も例に挙げた上場企業様は、ご相談いただいた当初、この設定がOFFになっていました。

そして、次のような履歴が公開されていました。




チャンネル管理者が「某国を罵倒する内容の動画」や「政治色の強い動画」を多数視聴したりチャンネル登録している履歴。

(「チャンネル管理者の操作=企業のオフィシャルの操作」ということになります)




YouTubeに限らず、インターネット上には「炎上させることを趣味あるいはビジネスとしているユーザー」がおり、そのようなユーザーの標的にされてしまった場合、名の知れた企業であれば確実にターゲットにされてしまいます。


このケースでいえば「上場企業が他国を批判している」や「偏った政治思想を持つ企業だ」などと批判され、炎上しかねません。

そうなればブランド価値は大いに損なわれ、株価も下落、企業の存続に関わります。




こうした点が、担当者個人がYouTubeを運用する際のリスクです。

ほかにも細かい注意点は多々ありますが、この記事で挙げたポイントは最低限押さえていただきたいと思います。


本来、YouTubeに限らずSNS全般は管理/チェック機能がとても大切なのですが、多くの企業/業者はフォロワーを増やすことばかりを考え、こうしたコンプライアンスやリスク管理等のリテラシーが低いというのが現状です。


「自分の身は自分で守る」を意識して、しっかりと下準備をした上で始めましょう。


それではまた。

​〒163-1320

東京都新宿区西新宿6-5-1

新宿アイランドタワー20

HOSHINE_white_2.png

動画制作、YouTube、デジタルマーケティングに関することなら

HOSHINEまでお気軽にご相談ください。

© 2015-2020 HOSHINE CORPORATION. 

Image by Ferdinand Stöhr
HOSHINE株式会社