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  • 村田真生

『サンクコスト』に振り回されないための魔法の言葉



常に皆さんの身近な存在でありながら意外と知られていない「サンクコスト」という言葉。

サンクコストとは、回収が不可能となった「埋没費用」のことです。


サンクコストは「お金」に限らず、掛けた「時間」や「労力」など、あらゆるコストを意味します。

そしてこのサンクコストですが、言葉そのものは馴染みがないとしても、実は企業活動や日常生活の中で、心理現象として皆さんの判断や行動を狂わせています。


例えば、次のようなこと。


  • 通販でイメージしていたものと異なるものが届いてしまい、そのまま使うか返品かで迷う

  • もう使っていない中古品なのに捨てられない

  • 思い入れのある赤字の事業を清算できない


これらは本来、早々に切り捨ててリセットする意思決定をし、次の行動に移るべきです。

しかし、人は「せっかく時間をかけたから...」「せっかくお金をかけたから...」などと自分のした行動を正当化しようとする心理現象に影響され、サンクコストを無視できなくなってしまうのです。


さて、そんなとき、簡単にサンクコストの呪縛から解き放たれる魔法の言葉があります。




「誤差」




私はこの言葉を意識的に「口癖」のひとつにしています。


身悶えるほどのものであれば別ですが、小さなサンクコストでストレスを抱えていては、大勢に影響を及ぼすことになりかねません。ちなみにソフトバンク社の孫正義氏は、億円単位のプラスマイナスを「誤差」と表現しています。スケールが違いますね。


ただ、誤差という言葉を使ってサンクコストに振り回されない上で、大切な要素があります。

それは、一瞬でも良いので、意図しないサンクコストを発生させてしまった一連の自分の行動に関して必ず「反省(検証)する」ということです。でないと、何度でも同じ失敗を繰り返すからです。

※反省であって、後悔ではありません。


意図しないサンクコストが発生するたび、同じ失敗を繰り返さないためにも一瞬でも反省をした上で「誤差」「誤差」と連呼して、すぐ忘れるようにしましょう。

そうすることで、無用なストレスを抱えずに気持ちよく次の行動に移ることが出来るのです。

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