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  • 村田真生

道は1本に非ず|小波津亜廉ライブ『With Allen』



9月14日〜15日の2日間、ミュージカルを中心に活躍中の俳優・小波津亜廉君のライブ『With Allen』(赤坂ビーフラット)にサポート出演してきました。

※ご来場いただいた皆さん、お手紙・似顔絵などくださった方、ありがとうございました!


2016年から始まった彼のライブですが、大変ありがたいことに毎年お呼びいただき、ピアノ引き語り兼アシスタントMCを務めさせていただいています。




彼との最初の出会いは今から5年前の2014年12月29日。2006年に当時16歳の私をスカウトしてくださった芸能事務所「サンビーム」の忘年会。

忘年会当時、既に私は事務所からは独立しており、作曲家としてパートナー関係にあるときでした。


そこの場に、小波津亜廉君が後から参加してきました。


彼は身長182cmで体格も恵まれており、見るからに「華と存在感」がありました。

さらには何気ない喋りにもパワーがあり、それでいて初対面の私にも非常に礼儀正しく、謙虚さも持ち合わせていたので『この子は伸びる(スター性がある)』と容易に想像ができたほどです。




俳優をはじめとする芸能人は、思考力や歌唱力といった実力部分だけでは不十分で「スター性」というものが何より必要な、残酷な世界に身を置いています。

私はミュージカルスターを目指し16歳から本格的な商業演劇での活動を始めたものの、その僅か2〜3年後には、自分にはスター性がないということを自覚し「このまま10年続けても自分の成長に繋がらない/時間がもったいない」と感じ、20歳で潔く俳優を引退しました。


己を知るきっかけがいくつもあったことが大きいですが、やはり彼と初めて出会ったときも、違う道へ進んで良かったと再認識することができました。

それくらい「スター性」というものは特別な才能なのです。




人生にはいくつもの選択肢がありますが、人それぞれに向き不向きというものが確実に存在します。

その中で、向いていない道を進み続けるのか、別の道を見つけ選び直すのかは人それぞれですが、やはり一度の人生において、向いている道を突き進んだ方が、長い人生を楽しく幸せに過ごすことができると思うのです。


私は今でこそ経営者の道を歩んでいますが、上京した当時は今のような仕事をしていることなど想像もできませんでした。

それは、短いながらも夢を貪欲に追い求め、自分らしく生きることができる「本当に向いている道」を我武者羅に探し続けてきた結果なのかもしれません。




彼もライブの終わり際に話していましたが、人生の道は1本ではありません。


とても大切な考え方ですが、それは「己を知ることができたとき」に初めて分かることでもあります。その時点が20代なのか、30代なのか、はたまたそれ以上なのかは人それぞれですが、できるだけ早い段階で己を知ることができれば、人生のロス(機会損失)を防ぐことができます。


己を知るために必要なのは、先日の記事でも書きましたとおり「自己否定」です。

(ご興味があればそちらもチェックしてみてください。)




兎にも角にも、俳優の道を諦めた私にとって、彼の成長は自分のことのように嬉しく、改めて私自身も経営者として成長し、彼のライブをサポートするに相応しい能力を磨いていきたいと思っています。